2011/01/27

偏ったレビュー。

今日やっとこれ見た。


面白かったって言ったら、言葉が適切じゃないかもしれないが展開がサクサクと進むので私は好きだった。確かに内容酷いシーンも多いのでダメな人もいるだろう。

人物も良かったが、背景など、とらえるものが視覚的にも凄く良かった。スローで流れるシーンなんかも良かったな。
映画って、主人公だったり、ヒロインだったり、気付かぬうちにターゲットを絞りそれに集中して見たりする。漫画だってそうだけど。この映画は、誰かひとりに偏った感情を傾けることもなく見れてしまう映画だった。なぜだろうか。登場するすべての人物に残ったのは気持ち悪さ。多分この気持ち悪さが最後まで消えなかったから、どの人物にも同じ気持ちしか傾かなかったのだろう。
ある告白から狂わされた存在たち。この映画に出てくるすべての人は告白から狂った。
告白をした一番の被害者森口さえにも終始気持ち悪さが残ったぐらいだ。

「なーんてね」ってあっさり言葉を締めくくるシーンが何度かあるが、この「なーんてね」ってのが一番気持ち悪かったかも。

R-15指定にする意味は私にはよく分からないけど。
いじめとか、暴力的なシーンが多いとR-15指定になったりするのか?
こういうのを見せてはいけない理由はなんなのだろう。

私にはよく分からない。


よし、気を取り直してもう一本。



この映画は、昨年借りたが観れないままレンタル期間を過ぎ、観ることのできていなかった思い出の一本。あ、レンタル期間に観れないぐらいだから思い出の一本は言い過ぎだった。

なんで、この映画を借りたかと言うと、バレンタインデーに思い入れがあるとかそんなんじゃなくて、予告編でPHOENIXが流れていたからだ。なにこの映画センスいい!そんなノリだった。DVDを借りたときの予告編を観るのが意外に好きなのだ。

それはさておき。

これはバレンタインデーの日を過ごす、それぞれにスポットをあて、ストーリーがすすむ。
それぞれに悩みや悲しみはあるが、幸せになる為に過ごしている。
内容的には、もの凄いビックリな予想外の展開とか、そんなのはまったくないし、ただただ様々な恋愛模様が流れて行くのだけれど、終わる頃にはなんか優しく、大切なものに気付くそんな映画。
きっとバレンタインデーはみんなハッピーになれちゃう素敵な日なのだ。




今日は二本の映画を観た。
毎回思うことだが、全ては賛否両論。レビューなんて個人的意見でしかなく、あくまでも参考に過ぎない。告白なんか、レビュー以上に良かった。反対に私の母は私のレビューのせいで観なかった。

やはり私のレビューも同じく、個人的意見というわけだ。

1 件のコメント:

shizuLu さんのコメント...

参考になりました。
ありがとう。