2012/01/14

思いと手と手。

大切な人が体調を壊して、もう10日以上経つ。

私のこの元気をあげられるのなら、すぐにそうしてあげたいと思うのに、それが出来ないのが苦しい。

そう思いながらも、優しい言葉だけを掛けられる程私の心は大きくなくて、たまに強がりの優しくない言葉を吐き出したり、たまに強がり過ぎて弱った心の雨をポロポロ落としたり、たまに遠回りして着地を失敗したり、本当自分でも困ったものだと、つくづく思う。

本当にきついのは私じゃない。
きっとこれを見ている相手の方がもっともっときついだろう。

私にぶつかってくれるのは、頼りにされているからだと信じよう。

帰り際、弱った口から、ありがとうと言われたら、その一言で、なんか胸がギュッとなる。

小さな私の心は単純だから。

手荒れというものを知らずに育った私の手は、少し手荒れを覚えた。

お母さんの手が荒れていた様に、大切な人を守る手の証なんだと思う。

今は少し力のない、大好きで大きな手が、早く元気な手になる様、今はしっかりこの手で支えようと、ただただそう思う。

早くよくなります様に。




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